2022年の祇園祭山鉾巡行は開催されます。感染症対策に注意してお楽しみください。
京都祇園祭、山鉾巡行に行ってきました(2010年)
7月17日。昨日までの雨が嘘のように京都はからりと晴れました。
その代わりに焼けるような日差しでしたが。(午後1時で気温32・4度)
2010年は祇園祭がユネスコ無形文化遺産に登録されて初の巡行でした。
土曜の巡行となり、昨年より約7万人多い約20万人との発表。
絢爛豪華な懸装品をまとい、「動く美術館」と称される32基の山鉾が、祇園囃子を奏でながら、大勢の観衆の待つ都大路を進みました。
わたしはまず河原町御池の交差点での辻まわしを見学。
10トンを超す鉾を何度かにわけて90度方向転換します。
車方が路面に青竹を敷いて水をまき、その上に車輪を乗せて滑らせるのです。
ぐーんと回る度に沿道の人々から拍手が起こります。
この勇壮なシーンは人ごみにもまれながらもやっぱり生で見る価値は高いと思いました。
沿道の込み具合のレポート
今年は河原町御池の交差点の辻まわしを見たあと、
有料観覧席の並ぶ御池通をぶらぶらと西へ歩き、
新町通りを南下して電線スレスレを通る巡行を楽しみました。
辻まわしの交差点には人が集中し、猛烈な人の波になっていました。
特に新町御池の大通りから細い通りに入っていくポイントは必然的に大混雑。身動きがとれないほど。
新町通りでもところどころで警察が流入規制をしていて、こんでいるポイントには入っていくことができないようになっていました。
ただし、人が集中するスポットを避ければ、けっこうのんびりと祇園祭を楽しめます。
御池通りはとても広いので人は多くても歩きにくいというほどではありません。
有料観覧席のみなさんはみんな座っておられますから、歩きながらも巡行はとてもよく見えます。
また、京都の通りは碁盤の目になっていますから、テキトーに道を選んでジグザグに歩けばスムーズにのぞみの場所へ移動できます。
最後のみどころ新町通りへ移動するなら絶対に辻まわしの交差点は通らず、内側をショートカットしましょう。
祇園祭の必需品
やっぱり必要だと思ったのは日差し対策。
今年のように晴天になれば、帽子とうちわ、飲み水は必須です。
日傘もいいのですが、混んでいるところで差している方は迷惑なこともありました。
巡行はスムーズにどんどん山鉾が来るわけではなく、何も来ない時間がけっこう長いです。
熱中症には注意してくださいね。
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